成長ホルモン剤の歩みとは?

人気の成長ホルモンに、ヒト成長ホルモンがあります。



ヒト成長ホルモンが注目を集めるようになったのは、初めて1965年にその抽出に成功したころです。



ヒト成長ホルモンは、発見当時、死んだ人の脳から採取されていました。



1980年代ごろからその存在が世間に広く知れわたりました。




バーバラ・ストライドやドナルド・レーガン元アメリカ大統領、ハルク・ホーガンなどの著名人がメキシコにある高級保養施設で、ヒト成長ホルモンの注射を受けながらリラックスしている姿がテレビで紹介され、世界中が驚愕しました。



ヒト成長ホルモン剤を使った治療法は、アンチエイジング療法への使用が最初で、お金持ちのセレブしか受けられない究極のアンチエイジング美容法だったのです。



当時の金額で2500万以上もしたのですから。



今現在FDA(米医薬食品管理局)は、公式には成長ホルモンを、成長ホルモンの分泌が先天的に不足していて、体の成長が阻まれる子供達や、成長ホルモン剤を肝臓移植をした子供に使用する事しか認めていません。




しかし、昔から筋肉増強剤にも使われてきました。



昔、陸上競技でこの筋肉増強剤を使ったドーピング行為がかなり問題になった時代があります。



成長ホルモン剤を筋肉増強剤として使う事に、多くの議論が繰り返されてきました。



成長ホルモンを使ったことのある競技者は一様に、成長ホルモンにはパフォーマンスの向上や筋肉増強、さらには若返り効果があることを主張したのです。