人間に必要な成長ホルモン

成長ホルモンは、人間の生命活動にとってとても欠かせないホルモンです。成長ホルモンが分泌されないといろいろと不都合が生じてしまいます。そのためいつでも正常に分泌される必要があるのです。そこで、なぜ成長ホルモンが分泌されるのか、分泌のメカニズムを見ていくことにしましょう。

成長ホルモンを分泌する脳下垂体について

成長ホルモンの分泌を増やしたいなら、まずは成長ホルモンの分泌元である脳下垂体について知っておいた方がよいでしょう。脳下垂体は、脳のすぐ下に位置しており、いろいろな有効なホルモンを分泌する内分泌器官と呼ばれています。

脳下垂体前葉とは?

成長ホルモンがつくられているのは脳下垂体の中でも前葉と呼ばれている部分です。前葉は、自らの細胞でホルモンをつくりだし分泌している器官で、脳下垂体前葉に何か異常が生じると、身体のあちこちに不具合が生じます。

独立している?脳下垂体

脳下垂体は、正式には脳の一部ではないので、何かしら脳の指令を受けて働いていると思われます。脳下垂体は、ホルモンを自分勝手に作って勝手に分泌しているわけではありません。時間帯や季節、何かしらの行動を取った後に分泌量が変化することがわかってきました。

脳下垂体を司る視床下部の働き

脳下垂体の働きを抑えているのは、脳下垂体のすぐ上にある視床下部と呼ばれている部分です。視床下部は、自律神経やホルモンの分泌を介して内臓を制御する間脳という部分に属しています。

視床下部の働き

視床下部には脳下垂体のホルモン分泌の調節を行う働きがあります。さらに、視床下部は、私達が自分の意志ではコントロールできないけれども、生命活動を行う上で不可欠な働きを司っているのです。

成長ホルモン放出ホルモンとは?

視床下部は、脳下垂体のホルモン分泌を司っていますが、脳下垂体の成長ホルモンの分泌量を司っているホルモンを放出します。脳下垂体での成長ホルモン分泌を促進するには、視床下部から出る成長ホルモン放出ホルモンの分泌を促進すればよいのです。

アルギニンと成長ホルモン放出ホルモンと

アルギニンと呼ばれる物質が、成長ホルモン放出ホルモンの働きを高めることが最近の研究で分かってきました。実際に、アルギニンの投与実験を行ったところ、成長ホルモン放出ホルモンの成長ホルモン分泌促進が高まったという研究結果も出ています。