独立している?脳下垂体

成長ホルモンを分泌しているのは、脳下垂体の前葉と呼ばれる部分で、ここからは成長ホルモン以外にも、人間の生命活動に関係しているいろいろな大切なホルモンが分泌されている、と述べました。



しかし、脳下垂体前葉がこれらのホルモンを自分勝手に作って、いつでも勝手に分泌し続けているようにプログラムされているわけではありません。



私達の日常の行動や外的な環境の変化によって、脳下垂体のホルモン分泌の量やタイミングは変化しているということになります。



成長ホルモンを含めたホルモン分泌は、いつでも同じ量が同じ間隔で分泌されているのではないのです。



時間帯や日常の行動、季節によっても大きく分泌量が変化してくることが分かっています。



先ほど脳下垂体は、厳密に言うと脳ではないというお話をしました。



ということは、脳下垂体もなにか脳の器官の命令を受けて働いている、と言えるのだと思います。




私達は自分の手足を何気なく動かしていると思います。



しかし、この手足を動かすということひとつをとっても、脳が大きく関係していることはおそらくわかっていると思います。



全身の動きは脳が司っているのです。



脳が手足の神経に「動け」という信号を一瞬のうちに送ることによって、私達は手足を動かすことができるわけですから。