脳下垂体を司る視床下部の働き

脳下垂体は、名前に”脳“とはついていますが、正式には下垂体と呼ばれ、脳の下にぶら下がっているように見えるため、脳下垂体と呼ばれているという話を、前に述べました。



脳下垂体は脳ではないので、なにかしら脳の指令を受けて、ホルモンをつくっていると見られます。




私達が日頃何気なく動かしている手足などの随意運動、眼球のレンズ調整や消化を行う内臓の働きなどの不随意運動、すべてにいたるまで脳が司っているということは、学校で習ったと言う方も多いでしょう。



その脳下垂体の働きを司っているのが、脳の「視床下部」という部位です。



視床下部は、脳下垂体のすぐ上に位置しています。



脳はいくつかの部分から成っており、大脳・中脳・小脳から構成されています。



視床下部があるのは大脳の中でもさらに「間脳」と呼ばれる部分です。



間脳は、大脳と中脳の中間に位置している部位で、大脳が全身に送る信号と、大脳に送られる全身からの信号のほとんどを下位の中枢と中継する役割を担っています。



主に自律神経やホルモンの分泌などを介して、内臓の動きを司っています。



視床下部は、その中でも特に人間の本能的な活動を抑える働きを担っています。