成長ホルモン放出ホルモンとは?

視床下部の働きの一つに、脳下垂体のホルモン分泌を司る働きがあります。



ということは、脳下垂体のホルモンの量やタイミングなどを決めているのは、視床下部ということになります。



では視床下部はどのようにしてその指令を行っているのでしょうか?

視床下部が脳下垂体への指令を行う時には、脳下垂体に向けてホルモンを分泌しています。



視床下部が分泌するのは、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、プロラクチン放出因子、プロラクチン抑制因子、ソマトスタチン、そして成長ホルモン放出ホルモン、成長ホルモン抑制ホルモンといったようなホルモンです。



それぞれの詳しい働きについては今回は説明しません。




ここで成長ホルモンと直接関係のある話に戻しますが、視床下部が脳下垂体の成長ホルモン分泌に影響を及ぼしている理由は、成長ホルモン放出ホルモンと、成長ホルモン抑制ホルモンというこの2つのホルモンを分泌していることにあります。



この2つのホルモンは、その名のとおり前者は脳下垂体の成長ホルモン分泌を促がし、後者は逆に抑制するという働きを持っています。



ということは、脳下垂体における成長ホルモンの分泌量はこの2つのホルモンによって制御されているわけです。



成長ホルモンの分泌量を増やしたい時には、視床下部からの成長ホルモン放出ホルモンの分泌を促してあげればよいのです。