成長ホルモンによって低身長が治るのはよいことですが、人工的に外から成長ホルモンを投与するので、副作用を心配している方も多いと思います。
基本的には、低身長症治療での成長ホルモン注射による副作用はありません。
しかし、骨や関節に痛みを感じる方もいるようです。
これはおそらく、身長の伸びによっておこる「成長痛」なので、逆に治療の効果が充分に発揮されているということなので心配ありません。
ただ、痛みが強い場合や、ずっと痛みが治まらないような時には医師に相談してください。
また、ごく稀に治療初期に吐き気や頭痛を訴える方もいます。
ほとんどは身体の変化による一時的なものなので心配ないでしょう。
しかし、治療をするにあたって、病院でも副作用の有無を確認しながら治療を進めていくので心配はないと思います。
注射針の跡が残るという心配もないでしょう。
ただ、稀に接種した場所によっては青あざのようなものができる場合もあります。
しかし、時間とともに消えるので問題はありません。
即効性は期待できないので、根気強く治療を続けましょう。
治療の効果は、成長ホルモン注射を始めてから1年間で平均8センチ身長が伸びるようです。