子供の背が伸び悩むのを防ぎたい

あなたの身長は、ご自身やあなたと同世代の人たちの身長と、あなたの両親あるいは祖父母の世代の身長と比べて、高いですか、低いですか?
個人差もあるでしょうが、平均的に見ておそらく自分たちの世代の方が「背が高い」と思う人が多いのではないでしょうか?日本人の平均身長は第二次世界大戦後よりも現代のほうが高いのは確かです。



現在の平均身長は171センチ前後と言われ、30年前と比べて5センチも伸びているのです。



これには、わが国の食生活の欧米化や、生活水準のレベルアップが影響しているというのが有力な説です。




とはいえ、現代でも背の低い人と高い人との格差は明確にあり、個人差というものは歴然とあります。



成長期の子どもは特に個人差が大きいかもしれません。



わが子の身長が将来、どこまで伸びるか、両親として大変気がかりな問題でしょう。



子どもの身体の伸びやすいとされる時期に、可能な限り伸ばす工夫をすることが求められると思います。



どうしてかというと、成長期のあとでは背が高くなることはさほど期待できないためです。




身体のしくみから言って、大人になれば、骨が伸びるという肉体的な成長は終わりますから、仕方なしということなのでしょう。



もちろん、大人になってからも身長を伸ばす方法がないわけではありませんが、簡単に伸ばせるわけではないでしょう。



日々、スポーツジムに通ったり、整体に行ったり、地道な努力が必要です。



その上、もし伸ばすことが可能でも数センチとわずかな伸びしか期待できません。



また、あなた自身同様にお子さんが成長期にさほど背が伸びなかった場合、やはり同じように、成人を過ぎてから、ぐんぐん背が伸びることはないはずです。




ですから、お子さんの背が伸びやすい時期にあたる、身体の成長期に集中して背が少しでも伸びるように、子どもの身体のメカニズムを把握し、節度ある生活を促すことが大切です。



現代は何かと忙しいですから、親が逐一子どもの生活管理をするのは難しいものですが、睡眠、食事、運動の3本柱がバランス良く整った生活を送れるように、親が心がけるべきです。



背が低いことで悩んだ親として、我が子にも同じような苦しみを与える心配があるなら、そうならないように親としできる限りのことをしてあげたいですね。




子どもが悩まなくてすむよう努力ましょう。



よく耳にするのが、子どもが親に似て背が低いのは遺伝だから仕方ないという諦めの声。



けれども、これは必ずしも真実ではないようです。



実際は、遺伝による影響というのはほんの2割ほどと低い確率なのです。



ですから、背の高さは遺伝する、という考えはある程度考慮すればよい問題です。



それよりもよくないのは、身長が伸びなかった親と同じような生活を子どもにさせること。



そのほうが背が伸びるのを妨げているかもしれません。




大人と同じように夜更かしし、ゲームなどで遊んでばかりで、運動しない。



そんな生活を続けさせているとしたら、下手すると、親より子どもの方が、背が低くなってしまう心配すらあります。



とにかく、子どもが心身ともに健全に成長するかどうかは親の配慮次第です。



近年は両親が仕事を持っていて、子どもの面倒を見る時間がない親御さんもかなり多いようです。



しかし、当然の話ですが、子どもの成長を左右するのは、何を置いても生活習慣です。




まず、成長期に背が伸びるメカニズムをしっかりと把握しましょう。



メカニズムを理解すれば実際にどういうことに気をつけたらよいのかが明確に見えてくるかもしれません。



「蛙の子は蛙」と思い込まないでください。



親として子どもの将来を思いやって、我が子が社会人になってから自分と似たようなコンプレックスを持たずに済むようにしてあげられたらよいですね。