子供の背が伸びない病気があるって本当?

子供の背が伸びる環境づくりについて、生活習慣の観点から説明してきましたが、まれに子供の背が同年代の子供と比べて目立って低く、背が伸びる兆しが見られないケースがあります。



そういう場合は、もしかすると病気の疑いもあります。




成長期に入る前だとしても、他の子どもと比べて背が低すぎるとしたら、病気の可能性がゼロとは言えません。



子供の背に関連した病気として比較的よく耳にするのは、低身長症というもの。



これは脳下垂体から分泌される、成長ホルモンの分泌が減ってしまう病気です。



分泌不全症と言います。



この症状に対する治療法として、成長ホルモンをダイレクトに注射して、投与することが行なわれます。



また、ターナー症候群という病気があり、これは女児にだけ見られる病気です。




これを発症するのは、なんらかの理由で、染色体が正常でない時です。



背が伸びないのと同時に、思春期になっても月経がないケースがあります。



放置しておくと、大人になってから不妊症になってしまう恐れもあります。



こちらも治療には成長ホルモンの投与が行なわれます。



その他、突発性のもので、下垂体性小人症という病気があります。



原因は明らかにされていませんが、これら低身長症の約5パーセントは脳腫瘍の疑いもあるといわれています。