HGH過剰分泌と疾患

HGH(ヒト成長ホルモン)の過剰分泌によって引き起こされる疾患があります。



それは「巨人症」や「末端肥大症」です。



体内のHGHの量が多くなりすぎるために起こる症状です。



年齢的には骨の成長が止まる前にHGH過多になった場合は「巨人症」となり、身長が伸びすぎます。



また、成長が止まった後であれば「末端肥大症」となるのです。



手足が大きく肥大したり、おでこや顎が突き出たりします。



また、鼻や唇が大きくなるケースもあります。



これらの疾患の原因は脳下垂体にできた腫瘍によるものです。



現代の医学では脳下垂体からHGH(ヒト成長ホルモン)が過剰分泌される原因はわかっていません。



過剰分だけではなく、糖尿病や心血管系の合併症を引き起こすこともあります。



治療は手術で腫瘍を取り除くことになります。



亡きジャイアント馬場さんは野球選手からプロレスラーに転向して活躍した人ですが、脳下垂体摘出の手術を受けたことを告白していました。



これらの疾患とHGHのホルモン注射やサプリメントの関係を心配する人はいます。



しかし、それは考え過ぎと言えるのではないでしょうか。



ホルモン注射の場合は医師の指導下で行われていますから、確実に適正な方法が取られます。



また、サプリメントの場合は補充できるHGHの量がそれほど多くありません。



HGHを摂取するタイプでも、分泌を促進するタイプでもHGH過多になるほどの効果はないのです。



もちろん、サプリメントの適正な量を守ることは大事なことです。