アンチエイジングとHGHのあゆみを解説

アメリカでは、“antiageing”(アンチエイジング)という単語からもっともイメージされやすいのが、“HGH”という単語ではないでしょうか。




“HGH”とは“Human Growth Hormone”の略で、日本では「ヒト成長ホルモン」と訳されています。



脳下垂体というところから分泌されるHGH(ヒト成長ホルモン)は、骨を成長させ、身長を伸ばす、筋肉を作るなど、“Growth”すなわち「成長」に関わる働きをするホルモンであるという点では、その名が示す通りです。



ただし、HGH(ヒト成長ホルモン)の作用はそれ以外にもいろいろあります。



人間が若々しさと元気を持ち続けるためにHGHが重大な役割を果たしていることが知られ、急速に開発が進みました。



アメリカやヨーロッパで、アンチエイジングの考え方とそれに特化したビジネスが急速に発展しています。




“antiaging”(アンチエイジング)は一体どのような考え方なのか、日本語では「抗老化」「抗加齢」などと訳すのが常ですが、的確に説明するには、これらの訳語では十分ではないかもしれません。



アンチエイジングの考え方は、これまでは「諦めるしかないこと」と考えられていた老化や加齢を、一つの症状として捉えることから始まります。



加齢が原因で、身体はトラブルをいろいろと抱えやすくなります。



しかし、それは、加齢によって「何かが引き起こされる」ためにトラブルを発生させるのではないか。



その「何か」の部分を遺伝子や細胞の段階で解明することで、その結果として起こる老化現象や病気を予防、もしくは治療することができるのではないかと考えるのが、「予防医学」なのです。




サプリメント王国とも言ってもおかしくないアメリカ。



サプリメントは「予防医学」に欠かせないものとしてアメリカ全土隅々まで普及しており、大半の大人が健康を保つためにサプリメントを服用しているとも言われます。



日本の医療の質は世界的に高いものですが、このサプリメント等を利用した「予防医学」というジャンルにおいては、まだ欧米に遅れをとっているのが現状です。



日本のコンビニエンスストアにサプリメントが置かれるようになったのはついこの間のことですが、アメリカではかなり前から人々の暮らしの中にサプリメントがありました。




中には、日本のサプリメント事情はアメリカより四半世紀も遅れていると言う人もいます。



そんな「サプリメント」や「予防医学」で先を行くアメリカで、アンチエイジングの象徴とも言えそうなのがHGH(ヒト成長ホルモン)ではないでしょうか。



HGHは、成長を助けるほかに、若々しさと元気をキープするための重要な働き、例えば、脂肪を分解し、肥満を阻止、改善する、ハリとみずみずしさのある若々しい肌を作る、免疫力を向上させるなど、そんなオールマイティーな働きを持つホルモンです。




体内で生成され、分泌されるとはいえ、大人になると分泌量が低下してしまいます。



このHGHの低下こそが、様々な老化の症状を招く一因であり、HGHの分泌量を増やしたり、或いはHGHを人工的に補うことで、老化現象をストップさせることができると考えられたのです。



昔、アメリカでは、アンチエイジングの救世主的な薬として、HGH(ヒト成長ホルモン)がメディアに華々しく取り上げられ大きな話題を集めました。



しかし、当初HGHの不足分を補う方法といえば、HGHそのものを注射で投与するホルモン注射のみで、数十万円もかかるため、一般市民には手が届くものではありませんでした。



けれども、その後研究が進んだ現在では、分泌促進サプリメントに代表されるHGH関連製品が世界の至るところで開発され、販売されています。




多くの人々がHGH(ヒト成長ホルモン)の効果を実感しているというHGHサプリメントとはどのような内容とレベルなのか、これから発展を遂げていくのかどうか、気になるところです。