低身長の判断

子供の成長には自分なりのペースがあります。



同じ年齢の子供であっても、身長が違うのはそのためです。



ほとんどの場合はそのことで悩む必要はありません。



それを考えると「低身長」を疑うことは非常に困難であると理解できるのではないでしょうか。



周りの子供と比較して小さかったとしても、まだ成長期を迎えていないから身長が低いと思いがちです。



何らかの治療が必要な低身長症であると判断することは不可能に近いでしょう。



もちろん、常識的な目で見て小さい子供であれば、学校での身体測定などで医師が気付いているはずです。



それ以外では親が判断するしかないのです。




成長期に伸びるかどうかは、その時期が過ぎてしまわなければわかりません。



中学校を待って、高校を待っていたのだけれども身長は伸びずに大人になってしまったと言うケースもよくあるのです。



低身長でホルモン注射を行う場合でも成長期が一番効果的です。



ですから、診断と治療の開始は早いほうがいいのです。



子供が悩んでコンプレックスを持つ前に治療や対策を打つことで精神的な影響も大きくなります。



子供の低身長は周囲が気付いてやれるかどうかにかかっています。



不安をあおっているわけではありません。



「周りの子供より小さいな」「去年と身長が変わっていないな」と思ったら、小児科の先生に相談してみることです。



治療が必要ではないかもしれませんが、医師の観察を受けることで低身長の発見が早くなることは間違いありません。